中小企業・個人事業主こそ働き方改革!Vol.2

生産性の上がる多様な働き方をすすめましょう。

残業を制限し、パートさんにも有給休暇を、となると
何も対策をしないままでは、生産性は上がりません。
スピードが落ちます。

そこでコスト削減の観点から、働き方改革を進めてみませんか?

今こそ発想の転換「働き方のイノベーション」

働く女性のニーズ

潜在的労働者のニーズについて前回お伝えしました。
ニーズ1:少しの時間働きたい
ニーズ2:夫の扶養内で働きたい

実は、最も多い3つ目のニーズがこちら。

子どもをちょっと預かってほしい もしくは、子どもと一緒に働きたい。

子どもの預け先

保育園

保育園の待機児童全国第2位の岡山市。
2019年10月から保育園他、保育関係の利用料無償化が始まり。そうするとますます子どもを預けたいママが増えます。預けなきゃ損!とばかりに増えます。間違いない!
働くために預けるのではなく、預けたいために働く、って人も。

ますます、待機児童が増えそうな予感。不安・・・

学童保育

そして、「小1の壁」と言われる学童期。
学童保育施設が足りていません。また、公設公営、公設私営、私営・・・運営もまちまち。料金や時間、保育内容も統一されておらず、保育の質も全く違います。

また、保育園のように、働くママのことを考えた制度ではなく、学校がお休みの日はお休みなんです。年間を通してみると、なんと164日がお休み!(土日祝日含む)さらに、行事や短縮授業などで早く帰宅するのは31日。さらにさらに、台風やインフルエンザなど、急にお休みまたは帰宅、ということが年に数回。
私営の場合は、お休みの対応もしていただけますが、金額がかなり高くなります。
保育園問題より、小学校低学年問題のほうが切実なのです。
保育園がどんなにありがたいか、小学生になると実感するママは多いです。(これが小1の壁と言われる所以です)

つまり、子どもの預け先としては不安な要素がたくさんあるのです。

働き方改革のための発想の転換その2
「子どもの預け先問題の解決法!」

ママが働く≠保育園や学童保育施設に子どもを預ける

長期休み長期休み問題対策として「ちょっと預かる」仕組みがあるとさらに、「優秀な人材」応募率が高まります。
夏休み、春休み、冬休みはどうしたものか・・・
これがクリアにならないために、求職活動を躊躇しているママは少なくありません。
特に中小企業の人手不足が深刻化する今、応募の電話さえ鳴らないという話をよく聞きます。

また、既存の社員・パートさんのお子さんはどうですか?
一度、どんな対策を取られているか聞いてみてください。
もしくは、これからやってくる夏休み対策に苦しんでいるかもしれません。

長期休みの間だけでも、

普段は使わない部屋を開放し、子どもたちの居場所を作る。見守りは交代制。

いかがでしょうか?

まずは夏休み期間中の子どもの預け先の工夫から、働き方改革をおススメします。