医療的ケアが必要な子どもの避難支援ネットワーク 『ひなんピング』 移動式避難所「キャンピングカー」見学会を実施

災害時の要支援者である「医療的ケアが必要な子ども」(医ケア児)のいる家族の元へ、移動式避難所「キャンピングカー」を早期に届けるネットワークシステムを構築します。公益財団法人日本財団の助成を受け、2021年4月より、岡山大学、キャンピングカー事業者、医師・看護師ネットワーク、当団体4者協働による、実証事業を行っています。

実証の第一弾として、岡山トヨタ自動車株式会社(岡山県岡山市、代表取締役社長:梶谷俊介)野田店(岡山県岡山市北区野田4-15-61)のご協力のもと、キャンピングカー見学会を実施しました!

トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車「プリウス PHV」とキャンピングカーの連結実証も行いました。 初めてのYou TubeとFacebook同時ライブ配信は、音声トラブルもありましたが、県内外から医ケア児家族や医療関係者から感想やご意見をいただくことができました。

※医療的ケアが必要な子=生きるために日常的な医療的ケアと医療機器(気管切開部の管理,人工呼吸器の管理,吸引,在宅酸素療法等)が必要な子

ライブ配信アーカイブは
ぱらママYouTubeチャンネルをご覧ください。

医療的ケアが必要な子どもの避難の現状

在宅にて医療的ケアを必要としている子ども(以下、医ケア児)とその家族にとって、災害時の避難は自助しかありません。公的支援は災害発生から最低72時間後となります。また、現在のコロナ禍において、その公的支援による避難所は、ほとんどの自治体で整備が進んでいません。

西日本豪雨災害時には、要支援者のための公的避難所が機能しなかったこと、当事者家族に有効で十分な情報がなかったこと、災害からは逃れたものの行き場所がなかったこと、かかりつけの医師・看護師が同じ被災者であったことなど、課題が浮き彫りになりました。 

『ひなんピング』の概要

避難手段・一時避難所としてとしてキャンピングカーを活用

医ケア児家族からのSOSを受け、衛生面・プライバシーと電源確保が可能なキャンピングカーをマッチングするシステムを構築します。事前に登録した「個別避難計画書」を医師・看護師ネットワークと連携することで、医療従事者のサポートを受けることも可能です。

キャンピングカーの活用については「医療的ケアが必要な子どもたちの避難アシスト Vol.2」でもう少し詳しく説明させていただきました。

キャンピングカー 移動式避難所

みんなで楽しく「ひなんピング」実証事業について

https://paramama.jp/blog/2021/03/23/hinanping/

「第1回キャンピングカー見学会」の実施概要

キャンピングカーは決して身近な乗り物ではないため、事前に乗り心地や車内での過ごし方を体験していただける「キャンピングカー見学会」を実施します。緊急事態宣言下での第1回目はライブ配信にて実施いたします。キャンピングカーツアー(車内外の説明)をレポートしながら、参加者からの質問にリアルタイムでお答えできる双方向コミュニケーションを実現することで、その場にいるかのような臨場感をもってご参加いただけます。

第1回 キャンピングカー見学会 ※終了しました

開催日:第1回 2021年5月22日(土)

時 間:午前の部:11時~12時 午後の部:14時~15時 ※内容は同じ

場 所:第1回 岡山トヨタ自動車株式会社 野田店 岡山県岡山市北区野田4-15-61

内 容:オンライン車内ツアー
・キャンピングカー2台の車内外の装備、使い方の説明
・TOYOTA「プリウス PHV」との連結実証
・双方向コミュニケーション可能なビデオ配信とし、随時質問を受け付け
・元自衛隊看護師によるキャンピングカー避難の解説、避難相談

対 象:全国の医ケア児ご家族様、キャンピングカー・PHVに興味のある方

参 加:無料 ライブ配信 ※終了しました

申 込:事前予約不要 
問合せ:086-238-8037(9:00~15:00) ※見学会当日は転送電話にて受付いたします