現役災害看護師の”実体験”を聞いて備える全2回講座

コロナ禍という非常事態において、さらなる看護師不足が叫ばれる中、株式会社Cone・Xi(コネクシー)(岡山県岡山市、代表取締役:高木大地)との協働により、潜在看護師にスポットを当てます。

子育てや夫の転勤などで現場を離れている看護師に、座学により知識を得る機会を提供し、キャンピングカーの見学会やアウトドアイベントの際には、学んだことを実践する場を提供することで、災害時には自身も被災する可能性のある医療従事者の後方支援や避難者の不安な気持ちを和らげるアシスタントとしての役割を担います。

☆2つのプロジェクト☆

PJ①

災害時に医ケア児家族の一時避難所として「キャンピングカー」と「医療従事者」をマッチングさせる避難アシスト事業

PJ

楽しく避難体験ができるアウトドアイベント

https://paramama.jp/blog/2021/03/23/hinanping/

※医療的ケアが必要な子=生きるために日常的な医療的ケアと医療機器(気管切開部の管理,人工呼吸器の管理,吸引,在宅酸素療法等)が必要な子(以下、医ケア児)

興味津々のお二人(^^♪
見学に来てくれました!

潜在看護師が必要な理由

看護師ママ5人+パパ1人

2018年7月、岡山県各所に洪水・浸水被害をもたらした西日本豪雨災害時には、被災地または被災地近辺の病院や訪問看護ステーションなどで働く現職看護師は、緊急医療を必要とする傷病者の受け入れ体制を整える必要があり、また、地域外の看護師も、応援要請があるまでの間、待機を余儀なくされ、支援が難しい状況でした。

そこで、被災地ではない地域に住み、どこにも所属していない潜在看護師が活躍するのではないかと考えます。

特に、医ケア児家族に対しては、医療ケアをサポートするのではなく、本人や介護者の大半である母親やその家族に寄り添います。

姉と弟仲良し!

現役災害看護師の”実体験”を聞いて備える全2回講座

キャンピングカーを活用した医療的ケアが必要な子どもの一時避難支援事業「ひなんピング」の一環として開催する『医療介護者向け』の講座です。

≪概要≫

〇基礎編 2021年11月20日(土)19:00~20:30

✓災害看護の基礎知識
✓実体験から見た準備の重要性

〇実践編 2021年12月3日(金)19:00~20:30

✓明日からできる災害支援の実践

地震・洪水・火災など・・・有事の際の対策は本当に大丈夫ですか?

施設経営者、在宅医療・介護事業者、ケアマネジャーの方々に向けたリアルの情報をお伝えし、明日から使える予備知識として活用していただける内容です。

今、知っておきたい。何を準備したら良いのか、どんな準備をしていたら安心か。
災害看護師としての経験豊富な看護師より、被災地での現状や日頃からの備えなどをお伝えします。

【開催方法】

zoomにて
※メールにてIDをお送りいたします。

【講師】

氏名:山中弓子(やまなかゆみこ)生年月日:1968年8月19日 出身地:兵庫県神戸市
所属:一般社団法人EpiNurse(真備支部)、一般社団法人 日本避難所支援機構(エリアリーダー)、特定非営利活動法人 そーる(地域支援)、認定NPO法人JVOAD賛助会員、日本災害看護学会会員、元 NPO法人九州キリスト災害支援センター 災害看護支援部(2016年~2018年)
資格:看護師、防災士、日本セラピューティック・ケア協会認定セラピスト、国際リドルキッズ協会認定タッチケアセラピスト(トラウマを受けた子どものためのタッチケア・NICUタッチケア・ベビーマッサージインストラクター他)

○対 象:潜在看護師、医療介護関係者

○申 込:事前予約必須 https://forms.gle/uNK6ZCmRmert4C349

〇参加:無料
〇問合せ:takagi@conexi.co.jp 090-6844-8826(担当:髙木)

公益財団法人日本財団の助成を受け、2021年4月より、岡山大学、キャンピングカー事業者、医師・看護師ネットワーク、当団体4者協働による、実証事業を行っています。