実際に感じた中1ギャップ、我が家の場合。中学校に入学する前に親子で話しておきたい3つのこと。
こんにちは、ぱらママです。
小学6年生のお子さんをお持ちの親御さん、もうすぐ中学生ですね。
新しい環境での中学校生活を楽しみにしているお子さんも多いのではないでしょうか?
しかし、小学校と中学校では、あまりにも環境が変わりすぎて、戸惑うお子さんや親御さんもたくさんいらっしゃると思います。
初めてのテスト期間を迎えたあたりが、そのピークではないでしょうか。
我が家も長男が今中学1年生、入学から今の3学期まで、いろんな波を乗り越え、今は楽しく中学校に通っています。
今回は、私が感じた、中1ギャップの実際と、親にできることについてお伝えします。
小学校卒業と共に迎える中学校への扉。新生活にドキドキワクワク。
小学校卒業の時は、一気に大人に近づく感じがして、親としては寂しくもあり、不安もありました。
また、中学生になったら、親がどこまで手を差し伸べるべきかを考えたりもしました。
一方子どもはというと、部活動や自転車通学など楽しみなことも多く、ワクワクしている様子でした。
春休みもあっという間に過ぎ、子どもも私も十分な心の準備ができていない中、中学校生活がスタートしました。
最初は、新生活に緊張や不安もあったようですが、すぐに慣れて楽しんでいるようでした。
入学後まもなく、部活動見学があり、どこの部活にしようか考えたりして、楽しそうに学校生活のことについてはなしてくれました。
徐々に明らかになる中1ギャップ
部活動が始まり、楽しみながらも、勉強方法などの小学校との違いに戸惑っている様子もあり、ストレスを抱えているのではないだろうかと心配がつきませんでした。
周りでも、小学校との違いについていけず、学校へ行きにくかったり、家族にイライラをぶつけたりするなど、いわゆる中1ギャップに苦しんでいるお友達の話もよく耳にしました。
児童が、小学校から中学校への進学において、新しい環境での学習や生活へ移行する段階で、不登校等が増加したりするいわゆる中1ギャップが指摘されている。各種調査によれば、「授業の理解度」「学校の楽しさ」「教科や活動の時間の好き嫌い」について、中学生になると肯定的回答をする生徒の割合が下がる傾向にある(※1)ことや、「学習上の悩み」として「上手な勉強の仕方がわからない」と回答する児童生徒数(※2)や、暴力行為の加害児童生徒数、いじめの認知件数、不登校児童生徒数(※3)が中学校1年生になったときに大幅に増える実態が明らかになっている。
※1 「学校教育に関する意識調査」(平成15年文部科学省)「義務教育に関する意識調査」(平成17年文部科学省)より
文部科学省ー小・中学校間の連携・接続に関する現状、課題認識ー
※2 「第4回学習基本調査」(2007年Benesse教育研究開発センター)より
※3 「平成22年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」より
我が家でも実際に、中1ギャップを肌で感じていました。
その中でも、特に困ったのがこの3点です。
中学生はとにかく忙しい!時間のゆとりがない中での生活リズムの整え方が難しい
部活動が始まり、習い事も夜遅い時間帯になったことで、家でゆっくりできる時間が次第に減っていきました。
土日も練習や試合で家をあけることが多くなり、家族との時間もめっきり減ってしまいました。
季節によっては、家に帰ってくるのが夕方7時頃・・なんてこともあります。
その後で、学校の宿題や塾へ通ったり、習い事へ行ったり・・と、なかなか大変なスケジュールをこなす中学生も少なくありません。
とにかく、今の中学生はとても忙しいのです。
この忙しい中、生活リズムをなるべく崩さないように整えていくのには苦労しました。
中学生になりたての頃は、就寝時間を確保しないとと思って、21時くらいには就寝できるように、生活していました。
しかし、時間がないことで、お互いイライラしてしまっていました。
そこで、就寝時間よりも、学校の宿題や自由な時間、食事などの時間の優先順位を高くしてみたところ、うちの子の場合は、うまく生活リズムが取れるようになってきました。
中学生くらいになってくると、だんだん夜型の生活ができるようになるとは聞いてはいましたが、本当でした。
それでも、思春期の身体や脳・心・頭の成長のためには、十分な睡眠も必要です。
睡眠時間が確保できるよう、子どもと一緒にその子に合ったペースで生活リズムを作っていくことが大事です。
子ども自身ではなかなか難しいと思いますので、親御さんが様子をよくみてあげてくださいね^^
授業も一気にレベルアップ!勉強方法の違いやテスト期間に戸惑う
小学校と中学校では授業のスタイルが大きく変化します。
教科ごとに先生が変わり、学習内容が幅広くなります。授業のスピードも速くなリます。
小学校のように単元ごとのテストではなく、テスト期間というものがあり、いくつもの単元をまとめてテストするという定期テスト方式に変わります。
また、中学校によっては定期テストの順位が出されて学力が数値化されます。同級生との学力差も明るみになります。
さらに、小学校までは全員が授業内容を理解してついてこられるよう先生が配慮してくれていましたが、中学生になると急に自主的な勉強が求めらるようになりました。
こういった小学校からの違いに、多くの中学生は戸惑うようです。
うちの子も、最初の定期テストの時には、テストに向けて勉強するという習慣に戸惑っていました。
学習スケジュールがうまく作れず、直前になって大変苦労しました^^;
定期テストを迎えるたびに、一緒にやりながら、慣れるまでコツを掴んでいきました。
SNSトラブルも怖い・・メディア(スマホなど)との付き合い方に迷う
今どきの子どもは、ネットやスマホの使い方が人間関係にも深くかかわってきます。
誰が誰に何を送ったなど、トラブルの元になりかねません。
だからこそ、スマホを持たせることには、慎重になりたいものの、周りの環境もあり、うちでも中学校1年生になってからスマホを持たせました。
周りにもスマホを持つお友達は沢山いて、ラインでのやりとりが増えていきました。
スマホでゲームをしたり、夜遅くまで使用しすぎて、生活のリズムが崩れることもありました。
最初にスマホを使う上でのルールを決めてはいたのですが、うまくいかないことも多かったです^^;
自立心真っ盛りの年齢ですから、一方的に言っても聞かないので、子どもの意見も尊重しつつ、都度、ルールの確認をしていきました。
とはいえ、悪い事ばかりではなく、わからないことを教え合ったりするなど、スマホは親子のコミュニケーションツールにもなります。
そういったコミュニケーションの延長で、スマホやネットのトラブルに巻き込まれないよう、親子で話ができたらいいと思います^^
子どもからのサインを見逃さない。親にできることは?
子どもたちがこのような中1ギャップに悩み始めると
- 朝、学校へ行こうとすると体調が悪くなる
- 勉強や宿題の話をしなくなる
- 部屋に閉じこもりがちになり、親と話さなくなる
というような変化が見られるようになるそうです。
中1ギャップに悩むお子さんの多くは、自分に自信がなかったり、そんな自分にイライラしていたりすることが多いようなので、一方的にアドバイスをしたり、叱ったりすると逆効果です。
ありのままのお子さんを受け入れ、良いと思う部分を伝えて褒めてあげてください。
また、お子さんが「疲れてイライラしているな」と感じたら、親の方から「どうしたの?最近元気がないね」と声を掛けてみてあげてください。
そして、「何かあったらいつでも力になるよ」という姿勢を見せることで、お子さんが悩みを相談しやすくなります。
お子さんひとりで悩むことがないよう、親はサポートすることが大切です。
お子さんの様子を日頃からよく観察し、変わったことがあればすぐに声を掛けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、私が感じた、中1ギャップの実際と、親にできることについてお伝えしました。
もし今小学6年生のお子さんがいる親御さんは、中学生になるとこんな感じだよ、とあらかじめ伝えておくことで、中1ギャップの対策になります。春休みに入ったらお話ししてみてはいかがでしょうか?
うちの子は今、中学校の生活リズムにも慣れてきて、部活と勉強の両立に奮闘しています。
どんなに忙しくても、好きな音楽を一緒に聴いたりして、親子のコミュニケーションは必ずとるように心がけています。
共通の趣味や好きなものがあるとコミュニケーションが取りやすいですよ^^
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