更年期のリアル!48歳で知った自分の体と心の向き合い方②~生理の常識~

自分の体で一体何が起こっているのか!!!
更年期の症状が出ているわけではなく、今後やってくるかもしれない体の変化が不安で、「検査」のつもりで受診した婦人科で、「子宮内膜症」の可能性がある、と言われ、MRI検査をすることになりました。

「MRI」検査の結果は「やはり子宮内膜症です。」

耳栓して、寝転がって、筒のような機械に入るあれです。
カンカンカンカン!という大きな音がするあれです。(閉所恐怖症の父は検査するのが怖いそうです)

その日のうちに画像を見ることができ、超音波検査では見えない体の中の様子がわかりました。
難しいことはよくわりませんし、画像も見ても理解できませんが、画像をいただきました。

画像を見ながら説明していただきました。

「かなり激しく癒着しています。」
「もともと子宮は後屈です。後ろ向きにでさらに癒着でこっち行って返って来た感じになっています。」
「年齢的に閉経が近いので、このまま様子見てもいいけど、生理が来るたびに進行するので、来ないのが理想です。お腹も痛いですよね。」


「このまま生理が来なければ問題ないです。数ヶ月来ていないなら様子見ましょう!」

そもそも生理痛はないのが当たり前、正常です!

医師:若い頃、生理痛はありましたか?
私:はい。高校生の頃が特にひどく、鎮痛剤が手放せなかったし、効かない時もありました。学校も休むことがあり、1人でうなっていました。

私:でも、歳を重ねるにつれ、痛みはなくなり、出産後は、全く痛くなくなりました。最近、少し痛みを感じる時がありますが。

医師:まさにそれが子宮内膜症の症状の一つなんです。生理痛は、痛みを伴わないのが正常なんですよ。

私:え???生理痛のない人いるんですか?

医師:痛みがあるということは、何か異常がある場合が多いです。しかも、その痛みは、年々やわらいでいきます。子宮内膜症はここ10年ほどでわかってきた病気なので、30年前だと診断ができなかったかもしれませんね。

衝撃的なお話でした。
次の日のすぐ、ぱらママメイツ10人に尋ねました。「若い頃生理痛はありましたか?」と。
なんと、私の他に痛みを伴っていたのは、たったの1人。
私は、女子中・女子高に通い、周りはみんな女子でした。
女子率が高いにもかかわらず、生理痛の話題をあまりしてこなかったのかもしれません。
重いか軽いか、の程度は違えど、みんな生理痛はあるものだと思い込んでいたのです。
テレビコマーシャルでも「痛くなったらすぐセデス!」って宣伝していたし・・・・

「私まだ更年期じゃないよ、だって生理来てるし、お腹も痛くなるし。」

同級生に、このいきさつを伝え「健康に気を付けようね!更年期だしね。」と話したところ、
「私はまだ更年期じゃないと思う。生理来てるし、若い頃と同じくお腹痛くなって鎮痛剤飲んでて、何も変わらないよ。」
と言われました。

またまた衝撃!
「生理痛があってはいけない痛みらしく、今でも痛いなら子宮や卵巣が心配だから一度受診してはどう?」
と現状把握のため、用心のため、受診を勧めてみました。
が、全く理解してもらえず「更年期じゃないから大丈夫」と。

いやいや、そもそも更年期は閉経前後5年、10年あるんだよ。
閉経は個人差あるけど、さすがにそろそろその時期にさしかかるんだよ。

彼女を説き伏せることはできませんでしたが、同じように、自分の体のことについての「知識」を持ち合わせていない女性がどのくらいいるのか、気になり、会員さんにアンケートをお願いすることにしました。

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