更年期のリアル!48歳で知った自分の体と心の向き合い方①~婦人科のススメ~

2021年4月、48歳の誕生日を迎えた直後に、生理不順が心配で産婦人科を受診したことがきっかけで、「更年期」に向き合うことになりました。自分のこの体で一体何が起こっているのか!!!

更年期の漠然とした不安

いつ頃から更年期なんだろう?
今私はどういう時期?
どんな症状が現れる?
しんどいのかな?
ホルモン剤で良くなるって聞くけど?

今なのか、明日なのか、もう更年期なのか?

それまでは、28~30日周期でやってきていました。
しかも、毎朝、婦人体温計で基礎体温(朝起きがる前に測らなければ正確な体温はわかりません)を測り、
体温が下がると、今日か明日には生理がやってくる、という正確な生理ちゃんでした。

そのうちだんだんと、48歳の誕生日と迎えた直後から、基礎体温では、その予測ができなくなり、周期が短くなったり長くなったりするように。
周期が乱れ始めました。

そして、生理グッズを持ち歩く手間、服装を気にしながら、不安を抱えながらの毎日でした。
外出中に突然やってくるのは、避けたい所。
そこで、そんな毎日を払しょくするために、私の体でいったい何が起こっているのか確認するために産婦人科を受診したのです。

「まだ更年期には早いので、薬で来るようにしましょう」

年齢48歳、「まだ早い」と言われ、あと1週間待って生理が来ない場合に服用する薬をもらいました。
ホルモン剤かな。
これを飲んだらまた生理が正確に来るようになるんだな、という期待を持ちました。

もう妊娠する予定はないので、終わってくれてもいいけど、閉経すると女でなくなる気がしていたので、やっぱり生理は来てほしい。薬の服用は、よくわからないけど正常な生理に向け、期待値高め。

それよりも、甲状腺の数値が気になるので、ということで精密検査のため総合病院にまわされました。
甲状腺の異常・・・年齢を重ねると、今まで気にしなかったことを気にしないといけなくなるんだなあ。

その甲状腺は、より詳しい血液検査をした結果、問題ありませんでした。
そして、生理も薬の力を借りずともやってきたので、薬は引出しの奥へしまいました。

「更年期の症状やリスクがわかるから、あそこの婦人科を受診してごらん!」

ある日、5つ上の先輩に促され、「生理不順が気になる」という症状で受診しました。
産婦人科ではなく「婦人科」の特に更年期に詳しい女医さん。

問診後、内診(開脚して膣からの超音波)。

「これは・・・!更年期の心配よりも、子宮内膜症の心配をしないといけません!」

なんじゃそれ~~~~

「次回、MRIで検査しましょう。でも多分、相当進んだ、たいそうな内膜症です。」
「骨密度もついでにみておきましょう!」

「そもそも、子宮内膜症はこの10年ほどでわかってきた病気です。診断しきれない医師もまだまだ多くいます。」
「そして、遺伝が7割。娘さんがいたら検査しましょう。」
「若い時、生理痛があったと思うけど、それがこの病気の症状なんです。年齢を重ねると痛みは和らぎます。」

えー、つまり、鎮痛剤を飲んだり、夏なのにお腹にカイロを貼ったり、痛みに耐えきれずのたうちまわったり・・・・病気だったってことですね。しかも、母から受け継いだ可能性が高い!

最も痛みがひどく、学校を休むこともあった高校生の頃、病気のことがわかっていたら・・・
でもその頃には、まだメジャーではなかったから仕方ないことだった・・・

頭の中がぐるぐるしながら、不安を抱えたまま帰路へ・・・

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