岡山県産の野菜を使った万能ソース「お助けとまと」の企画~販売!③

レシピ本の制作
ラベル
シール
もゼロから。

そして、なにより、 どこで売るんだ~~~~!
という課題に直面しました。

レシピ本

そもそも、何でも使える万能ソースはわかりづらい!

「何でも」と言われても、
本当に「何でも」なのか?
世にないモノは、
売れないからないのか?
誰も思いつかないからないのか?

あきらかに、前者です。

使い方を提案する情報発信が必要。
そして、手に取って買ってくださった方用に、
レシピ本も必要。

ということで、
野菜ソムリエ監修のもと、
実際に試作を重ね、
厳選された10種類程度のレシピを紹介する冊子を作りました。

最も大切なのは、写真!!!

知り合いをたどって、
きちんとプロの食品を撮影するカメラマンを紹介してもらいました。

働く場作りが目的であるという、私たちの想いと
ママの料理を楽にしてくれる「おたすけ」のコンセプトを伝え、
専用スタジオで、小物もお借りして撮影しました。

通常は、おいしそうに見せるために手を加えるため、
実際に食べることはないそうなのですが、
もったいないので、食べられるように自然なおいしさを出そう!
と無理を言って撮影していただきました。

まずはぱらママフェスティバルで!

アイム・コラボレーションさんのショールームをお借りして開催したぱらママフェスティバルで、
初の試食販売をしました。

コンセプトを説明し、
実際に食べていただくと、
「いいね~~」となり、かなり好評でした。

実際に売れました。
物珍しさもあり、
作っているのが「私たちです!」というのもあり、
野菜ソムリエさんが制服を着て声掛けしてくれたのも強力なサポートでした。

また、ある回では、
パン店で購入したロールパンに、
焼いたウインナーを挟んで、
「お助けとまと」をかけて試食を兼ねて販売をする、
というような絶妙な試食販売も実施しました。

ぱらママフェスティバルの限界

ぱらママフェスティバルは、3ヶ月に1回の開催。
お助けとまとを3ヶ月に1回しか販売できないとなると、
まったく採算取れません。

しかも、流通にのせるだけの賞味期限が担保できない課題が出てきました。
自力で売るしかない状況でした。

そこで、当時はまだ珍しかった通販サイトを作り、
全国に向けた販路開拓を始めました。
東京青山で定期的に開催されていたこだわりのマルシェに参加する計画も立てました。

ちょうど、東日本大震災の影響で、
「食」の課題が浮き彫りになりました。
産地にこだわる、安心安全な食を求める声が増えて来ていた頃です。

岡山県産の野菜を使った、栄養満点ソース。

需要があるぞ!
売れるぞ!

と意気込み新たに進もうとしたのですが・・・