女性が活躍できる職場にするために知っておくべき3つのコト③
諸々手を尽くしてやっと出会えたパートさん。
次は、「研修」。
そして、「人間関係の構築」が重要です。
その後の定着にもつながります。
初っ端こけたら辞めます。
研修が終わってこれから!
って時に、会社の事情なんて関係なく、去っていきます。
それならもっと早く言ってよ~って思いますが・・・
③「研修」のためのツール「作業マニュアル」
パートさんアルバイトさんの入れ替わりが頻繁な職場なら、
作業マニュアルを活用することをおススメします。
誰が
何を
どのように
は、新人さんにとっては死活問題です。
誰から教わっても、
同じ内容。
同じ順番。
同じ評価。
人によってこれが狂うとどうなるかわかりますよね?
あの人はこう言った
でも、この人はこう言う。
どっちが正しいのか?
言われたとおりにしているのに・・・
そして段々と人間関係がギクシャクし始めたり、
自分はできない人間だって自信なくしたり、
結果、まだ研修が終わらないうちから、退職へ・・・
また、こんなのもNGです。
「とりあえずそこで見といて!」
・・・最も苦痛な時間です。
教える側にとっても、マニュアルがあると自信をもって教えられます。
自分の復習にもなるでしょう。
マニュアルは侮れません。
教科書であり、
評価基準にもなるのです。
初級編
中級編
上級編
と習熟度に応じているとベスト。
評価基準=昇給基準にもなるので、
がんばろう!って思えますよね。
作業マニュアルの作り方 簡素編(マニュアルのマニュアル)
①作業の洗い出し
メモでいいので、動作を書き出す。
飲食店の場合
例:テーブルを拭き上げるマニュアル
布巾を取り出す、布巾を水に浸す、布巾を絞る、調味料を動かす、テーブルを拭く、調味料を戻す→完了!
②効率の良い順番に並び替える。
③他に必要な動作がないか確認する。
④それぞれの動作の詳細を書き出す。
「布巾を取り出す」→どこから?
「布巾を水に浸す」→どこで?
「布巾を絞る」→どの程度?絞り方は?(知らない人もいる)
「調味料を動かす」→どこに?
「テーブルを拭く」→テーブルの表面だけでいい?拭く方向は?(円を描いて拭く人もいる)
「調味料を戻す」→正確な位置はどこ?
⑤④を書き出す時に、注意点やコツが出てくるため、それも書き出す。
「布巾を絞る」→拭いた時に線が残らない程度。わからない場合は、一度実際に拭いてみること!
注意点:飲食店のテーブルの盲点はテーブルの淵です。表面だけではなく淵も拭くようにします。
⑥「テーブルを拭き上げる」目的と完成形を文字と写真で表す。
テーブルの上と淵、裏側に拭き跡、匂い、手形、食べかすがない状態。
先輩たちが当たり前にやっていることは、
決して新人さんにとっては当たり前ではなく、
知識も経験もないことが多いです。
子どもでもわかるマニュアル作りを心掛けます。
最近は、アプリも開発され、
写真や動画でも保存できるし、
作成手順も簡単です。
修正や変更も楽々できるので、
使ってみてください。
作業マニュアルは、
業種職種に関係なく必要な基準となるバイブルです!