【レポート】11/17『女性の健康を考える ~生理とそのケア~』
『女性の健康を考える ~生理とそのケア~』セミナーレポート
日時:2024年11月17日(日)
講師
第1部 頼定 弥生(フェムテックアドバイザー)
第2部 劍持 教恵 さん(保健師・助産師・看護師)
岡山市の「さんかく岡山」にて、女性の健康にフォーカスしたセミナー『女性の健康を考える ~生理とそのケア~』を開催しました。
女性の健康問題における労働損失についてやフェムテック商品の紹介から、生理の基礎知識、健康的に過ごすための対処法、セルフケア方法などを学びました。
参加者の年代は様々で、家族と一緒に受講した方もいました。
女性の体は女性ホルモンに守られている!
女性ホルモンといえば、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2つ。
生理に関わるホルモンはさらに3つあって、全部で5つのホルモンが毎月あがったりさがったりを約40年間も繰り返します。
中でも女性ホルモンは、女性の肌や髪、骨、心臓や血管、心の安定までもサポートしてくれます。
ホルモンが多すぎたり少なすぎたりすると病気を引き起こすのです。
まさに、女性ホルモンに守られている、言い方を変えれば支配されているといえます。
ストレスや不規則な生活はホルモンバランスを崩す原因となりますので、規則正しい生活や栄養バランスがとても大切ということがわかりますね。
規則正しい生活習慣を身につけよう!
今回の講座では、「食事・栄養」「運動」「睡眠」について、具体的な実践方法を教えていただきました。
すべて完璧にできるのが一番ですが、人によって出来ることや取り組める方法は様々です。
いくつかの方法を教えていただいたので、自分が出来そうなものから変えていくことでストレスなく続けられそうです。
ワークショップ:参加者の悩みに応えたアドバイス
最後に行われたワークショップでは、参加者一人一人からセミナーに参加したきっかけや、今の悩みなどをお話いただきました。
同じ悩みを持っていることに安心したり、自分にはない悩みを抱えている人がいることを知ったり、新たな発見が多くありました。
「この辺りでおすすめの病院はどこですか?」
この質問は、みなさん興味深々!
実際に通院している方の体験談や、どんなことに注意して受診したらいいのか、受診のタイミングなど、よそでは聞けない内容のお話が盛りだくさんで、深い学びの場となりました。
参加者の声
グループワークでは、悩みは自分だけではないと気付くことができて嬉しかった。
講演会でも様々な対処方法を知ることができた。フリートークがよかった。
生活習慣がとても大事だという事がわかり、 今日からしっかり改善していこうと思った。
学校では学べないことや聞けないことを今回、しっかりと学べた。
対策を聞くことができて良かった。体のしくみ、社会の情勢も含めて深く知ることができた。
話の構成もよく理解できる流れでよかった。
参加者一人ひとりがセルフケアを実践し、より健康で充実した人生を送るための第一歩を踏み出した講座となりました。
まとめ
今回の講座は、参加者が自分や家族の健康に向き合い、正しい知識を身につけるきっかけとなるものでした。
女性がより快適に、健康で、キラキラと輝いた人生を送ることができる社会になることを期待しています。
今回参加できなかった方はぜひ次回の講座や関連イベントへの参加を検討してみてください!
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