岡山県産の野菜を使った万能ソース「お助けとまと」の企画~販売!②

野菜を切ったり、炒めたり、煮たりすることなら、
特別なスキルは必要ない。
今まで培った経験を生かせる。

簡単に料理やお菓子作りに使える万能ソース!
イベントに出展したり、ネットで販売したり、全てママたちで行いました。

野菜を探す

始めに苦労したこと・・・野菜集めです。


トマト
玉ねぎ
ブロッコリー
ニンニク
セロリ
パセリ
ニンジン


これらすべてを岡山県内でそろえなければ、
ブランド価値が落ちる。
トマトは味を左右するので厳選しなければいけない。

まー、甘かったですね。
知らないことが多すぎました。

・トマトの種類が1万種類以上もあること
・トマトは観賞用に作られたこと
・トマトはソース用、生食用など料理の仕方、食べ方によって使い分けること
・「新玉ねぎ」は新しい玉ねぎと言う意味ではなく、そもそも普段目にする玉ねぎとは品種が違うこと
・ブロッコリーは間引いて間引いて、あの形になること
・野菜はほぼ冷凍可能なこと(まるごと)
・セロリの収穫時期は2ヶ月ほどで短いこと
・JAと農家さんとの関係性
・農産物ごとの部会があること

などなどなどなど。

実際に、トマトを育てて、品種を見極めたり、
あわよくば自分たちでどれかの野菜を作ることができないか、と模索したり。

県民局の方や
農家さんの横のつながりで紹介していただいて、
岡山県内の様々な地域に足を運んで、事情を説明して直接購入したり、
直売所で購入したり、
とにかく県内産にこだわりました。

販売するための許可をもらう

瓶詰ではなく袋入りで販売したかった。
それも大変苦労しました。

瓶の方が、品質を保てる期間が長いためか、
許可申請の要件が違い、少し取りやすいのです。

瓶⇒「ソース類製造業
袋⇒「惣菜製造業」

惣菜と聞くと、
賞味期限が短く、早く食べてね、というイメージだと思います。
まさにその通り。

うちは、何業になるのか勉強し、
どのような要件が必要なのか、
保健所に何度も通いました。

(許可申請は自治体によって少し違うということを後で知りました。)

また、賞味期限にも苦労しました。
「夏の車内」に置いたり、
炎天下にさらしたりした、サンプルを検査機関に提出して該当項目を調べてもらいます。

「虐待検査」と言います。

製造方法や使用する野菜を変えたり、密閉後の煮沸方法を変えたり、
いろいろな方法で製造し、
食中毒のリスクを算出します。

ど素人だったので、専門家からのアドバイスをいただきながら、
保健所の方に相談しながら進めました。