【レポート】7/13「更年期を幸年期にするための基礎知識!」~アロマオイルを使用したワークショップ付~
さんかくウィーク2024 『更年期を幸年期にするための基礎知識』講演レポート
日時:2024年7月13日(土)
講師
第1部 頼定 弥生
第2部 安東 順子さん
「更年期を幸年期にするための基礎講座」と題して、岡山市の公民館からの依頼を受け、講演をしました。
更年期は多くの方にとって、身体的にも精神的にも大きな負担がかかる時期ですが、正しい知識とセルフケアを実践することで、
この時期を前向きな「幸年期」として過ごすことができます。
今回の講演では、参加者の皆さんが自分の体調をより深く理解し、セルフケアの重要性を再認識する機会となったのではないかと思います。
地域に密着した公民館でこうした講座を開催できたことは、地域全体の健康意識向上に貢献する大切な機会となりました。
これまでに、30代から50代の女性4,000人以上と仕事や家庭の両立について語り合ってきた経験や、
自身が更年期を迎え、その体験を通じて知ったことをお伝えしました。
講演には、更年期を経験された方や、現在治療中の方も多くいらっしゃったため、個人の問題にとどまらず、
更年期の健康課題が社会全体の課題となりつつある現状についてもお話しました。
また、まさにその世代にいる私たちが果たすべき役割や使命についても触れました。
セルフケアで健康を守り、次世代に伝える
使命の一つは、
セルフケアを通じて健康管理をし、病院に頼らず、子どもたちに医療費の負担をかけないようにすること。
もう一つは、
日々の学びや、自分が経験しているつらさを、周りの娘や孫、親戚や友人に伝えること。
そのためには、まず自分自身の状態を正しく知り、セルフケアで自分を大切にする方法を学ぶことが重要です。
医療の専門家が話すと、言葉が難しかったり、社会課題については専門外のことが多かったりするため、更年期の知識がない方々にとっては、
身近に感じられないことが多いかもしれません。
その点、私のように基礎的な知識を提供できる人が、ちょうど良い立場だと思います。
特に、鬱になりかけた自分自身の体験が、他の人々に共感しやすく、私の強みになっていると感じています。
フェムケア・フェムテックとセルフケアの重要性
女性特有の健康課題を改善するために、フェムケアやフェムテックといった商品やサービスが開発・販売されています。
これらを活用してもいいし、無理に使わなくても構いません。
大切なのは、自分に合ったセルフケアを取り入れることです。
子どもたちに医療費の負担をかけず、人生100年時代を元気に過ごすために、自立しながら働き続けることが重要です。
それは、少子化による人材不足にも貢献できるからです。
女性も男性も、健康こそが最大の資産です。
セルフケアにもいろいろあるので、自分が続けられるものを取り入れられたら良いですね。
メディカルアロマ
講座の第2部では、メディカルアロマを使って好きな香りのスプレー作りを行いました。
香りは痛みよりも早く脳に伝わると言われています。
さすが女性ばかり、
自然にコミュニケーションが生まれ、和やかな雰囲気でした。
香りだけでなく、受講者の皆さんの笑顔にも癒される素敵な時間となりました!
受講生の感想
更年期と障害(症状)は別物だということを改めて知ることができた。
若年性の更年期で苦しんでいた。体験からのお話はとてもわかりやすかった。アロマは以前から興味があったので楽しく受講できた。
50代からめまいや口内炎、口腔内の乾燥などで苦しんでいた。たまたま目にしたこの講座で、基礎的なことを知ることができ良かった。
以前から興味があったアロマはとても好き。これからも利用していきたい。
今は更年期の後半です。もっと早く知りたかった。とてもわかりやすくてよかった。
まとめ
地域密着型の公民館でこのような講座を開催できたことは、地域全体の健康意識を高める大切な機会となりました。
参加者一人ひとりがセルフケアを実践し、より健康で充実した人生を送るための第一歩を踏み出した講座となりました。
今後も、更年期を前向きに過ごすための知識とセルフケアの方法を広める活動を続けていきたいと考えています。
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